現在、全国高校野球2024・夏の甲子園大会が開催されています。
そんな中、京都国際高校の校歌がなぜ韓国語なのか?という疑問の声があがっています。
今回は、京都国際高校の校歌がなぜ韓国語なのか、その理由をはじめ、現在の日本人の割合はどのくらいなのかを、
詳しく確認していきたいと思います。
京都国際高校の校歌はなぜ韓国語?と話題に
全国高校野球2024・夏の甲子園大会において、京都国際高校の校歌がなぜ韓国語?と話題になっています。
ん?京都国際が勝ったけど校歌がなぜ韓国語なん? pic.twitter.com/iIeak2svfx
— ピューマちゃん (@RBeat15) August 8, 2024
京都国際の校歌はなぜ韓国語なのですか?
— योगेन्द्रसिंह ठेकुला 🇮🇳 (@yogendrathekula) August 14, 2024
なぜ日本の高校野球大会に韓国語の校歌を歌う?
— ヤブサメくん@type1 (@yabusame1350) August 14, 2024
国際大会じゃないからヤメロ😈⚡️⚡️⚡️#京都国際 pic.twitter.com/E2RKEqZqur
京都国際韓国語
— すきやき(たまらん)@ナベQと共に (@TimeARun_6) August 14, 2024
なぜ???()
実際に、動画で確認してみたいと思います。
【動画】京都国際高校の校歌を紹介!
まずは、京都国際高校の韓国語の校歌をご紹介します。
(YouTubeより引用)
歌詞がこちらになります。
では、なぜ京都国際高校の校歌が韓国語なのか?
その理由を確認したいと思います。
京都国際高校の校歌がなぜ韓国語?その理由とは
京都国際高校の校歌がなぜ韓国語なのか?その理由について確認したいと思います。
京都国際高校は、中学と高校の一貫校です。
もともとは、
在日韓国人向けの民族学校でした。
そのため、校歌が韓国語になっているとのこと。
現在においても朝鮮語科目の教育を実践しており、日本と朝鮮の両国から正規の学校として認可されています。
さらに、教育目標に「人間味あふれる、真の国際人へ」というスローガンを掲げておりその中の項目に、
語学 – コミュニケーション力:朝鮮語・英語・日本語の3言語
とあります。
入学すると3つの語学を学びながら、コミュニケーション力をつけていくと思われます。
では、日本人の学生はどのくらいいるのでしょうか?
京都国際高校に日本人の割合はどのくらい?
京都国際高校にはどのくらいの日本人の割合はどのくらいなのでしょうか?
生徒数は1学年に45人といわれています。
ですので、高校生だけで約135人ということになります。
最近では、野球の強豪校となっていますので全国から甲子園出場を目指して生徒が集まってきているようです。
また寮もあります。
生徒の内訳は、2021年3月時点のデータになりますが、
全校生徒131人のうち、
日本人:93名
在日韓国人:37名
となっており、年々、日本人が多くなってきているようです。
さらに、日本人93名のうち40名が野球部員ですので、約半数が野球部員ということになります。
やはり、甲子園出場を目指して全国から多くの生徒が集まってきているのですね。
また、卒業生のうちの多くは、大学や専門学校へ進学しています。
京都国際高校の校歌が韓国語に生徒や教師の反応は?
校歌が韓国語であることについて生徒や教員はどう思っているのでしょうか。
まずは生徒(野球部員)の声から。
2021年春の甲子園大会で1回戦勝利後、校歌について以下のコメントを残しています。
同年春の甲子園大会での1回戦勝利後、主将の山口は「勝った喜びがこみ上げてきた」と話し、殊勲打を記録した中川は「気持ちよく歌えました」と語った。
引用元:https://ja.wikipedia.org/
「気持ちよく歌えました」と校歌について前向きでした。
また選抜大会前には、校歌が韓国語であることに対し、学校にはさまざま意見が寄せられていたといいます。
当時の教頭は、
これからは我々も柔軟に変わっていくことが、今いる生徒やこれから入ってくる子供たちにとって一番いいことだと考えています。 いろんな意見を集約して、近い将来、校歌を変えたほうがより良い学校運営につながるのであれば、今の子供たちに合った新しい校歌を作る考えがあります。
引用元:引用元:https://ja.wikipedia.org/
と、検討して近い将来、新しい校歌を作る考えがあることを発表。
教員は、
校歌問題に派生する無用な攻撃から生徒を守り、勉学や部活動に専念できる環境を整えるべき
プロ野球選手になりたい、甲子園に出たいと思って入ってくる生徒もいる。今を生きる生徒に創立当初の理念を背負わせる必要はない
と語っており、
校歌変更の云々よりもあくまで生徒を守ること、また甲子園を目指して入ってくる生徒に対し、
創立時の学校理念を背負わせる必要はないとしています。
これらのコメントからも、生徒のことを第一優先に考えている思いやりのある学校であることが分かります。
また、2024年現在は校歌は新しいものに変わっていないようですが近い将来、
生徒のために変更になる可能性はありそうですね。
さいごに
京都国際高校の校歌がなぜ韓国語なのか、また日本人がどのくらい在籍しているのかについて確認してきました。
もともと在日韓国人の学校であったことから校歌が韓国語になっています。
しかし現在においては、半数以上が日本人でその大半が野球部員であることが分かりました。
日本全国から甲子園を目指し生徒が集まってきているのですね。
校歌においても今後、変更になる可能性がありそうです。